その時サドルは青かった
昨日もなんだかんだとポタってきました。
前日(土曜日)がものすごい寒さだったので、
土曜日と同じ温度だという昨日も かなり覚悟して外にでたのですが、
「あれ?意外と寒くない??」
温度はほぼ同じなのに、決定的に違うのは風です。
昨日はほぼ風がありませんでした。
自転車っていうのは、温度というより風の有無で辛さが雲泥の差なんですね。
ブログの方はやっとこ「正月初詣でポタ日記」が終了したところですが、
ほぼ毎日出かけていたゆえにちょっとした弊害がありました。
その弊害とは、
洗濯です。
毎日出かけていると確かに洗濯自体も面倒になるのですが、
なにより困るのは乾かす時です。
外に出しておくと、帰ってくる頃には湿っているし、
部屋干していると乾きが遅い。
そうして正月ポタ最大の長距離を乗った「明治神宮ポタ」の日には、
私のポタの友「ユニパン」が洗濯のタイミングが悪かったため、
乾かずに出払っていたのです。
我がポタの友ユニパン(本名?ユニクロパンツ)
もともとビアンキの白いサドル保護の為に投入された一品で、
デザイン性・・・はさておき、伸縮性に優れ街ポタにはぴったり。
色落ちのするジーンズの変わりに、ポタ時はかなり愛用していました。
万が一の色落ち対策で、色は薄めの色を購入していたので汚れが目立ち、
チェーンやペダルの汚れにあたると思いのほか汚れることも多く、
マメに洗濯しなければいけないところが、難といえば難だったのですが・・・。
近めのポタなら普通のパンツをはいていってもいいのですが、
ちょっと遠めのポタになると、伸縮性がないパンツだとさすがにちょっと辛い。
どうすっかなぁ。
・・・しかし人というのは、“喉元すぎれば熱さを忘れる”生き物です。
特に私は“まいっか道”に生きる人間なので、熱さを忘れまくり。
この時も降りてきました。おなじみの(?)まいっか神様。
「帰ってから気合を入れてクリーナーで落とせばいいし、
今日だけはジーンズでいっても、まいっか。」
そうして、まいっか神様に導かれるがままに約41kmポタして帰ってきた時には
自慢のビアンキの白いサドルが真っ青。
いつもにも増しての真っ青ぶりに唖然。
そういえば、今までジーンズでこんな遠出することなかったし、
坂道多しとかで、サドルと尻とかがすれまくりだったもんな。
後悔・・・したものの(ルー風にいうなら)アフターフェスティバル。
いや、一人でアフターフェスティバルってても仕方がない。
ここは根性で落とさないと!
・・・と、いつもの靴用クリーナーで磨いたのですが、
これがまったく落ちない。真っ青のまま。
ポタ後に毎回クリーナーで汚れを落としていたんで、
最近はクリーナーで表面が汚れごとコーティングされてきたのか、
落とそうとしても、クリーナーコーティングでツルツルしてしまって
汚れが落ちにくくなっていたんです。
絶望しました。
このまま、まだらに真っ青になったサドルに乗り続けるしかないのか?
・・・・・・・・。
その時、私の目は据わっていたのかもしれません。
絶望は決意に変わり、
どんな手を使っても落としたる。
落ちなかったら、サドルを買い替えたる。
・・・と完全に熱くなっていたのです。
おそらくサドルの素材は、本革か合成皮革なのですが、
その素材によっては扱いは雲泥の差。
今までは本革と思い接してきたのですが、
こうなるとサドルの素材なんぞは、どうでもよろし。
家中の洗剤、クリーナーを総動員して落としにかかりました。
※以下、危険ですから、決してまねしないでください。(しないって)
落ちそうなものから順番に試していき、
最後は本革だったらかなりやばそうなものまで試しました。
お陰で今は買い換えることもなく、真っ白になったのですが、
ここで問題です。
以下、私が試したものですが、この中で一番効いたのはどれでしょう?
①台所洗剤
②マジッ○リン
③天然成分多目的洗剤
④ワイド○イターシミぬきスプレー
⑤固形万能中性クリーナー
⑥洗濯洗剤(ジェルタイプ)
・・・やばい。今冷静に見ると、どれもこれもやばすぎるラインナップ。
捨て身じゃないと、大事なサドルには試せない面々。
答え
⑥洗濯洗剤(ジェルタイプ)です。
台所用洗剤から始って、果ては禁じ手の漂白系までやったのですが、
まったく落ちる気配なし。
最後は「買い替える前にこれも試してみっか」と
洗濯洗剤を布に取り、水で浸して泡立ててから磨いたら、
汚れは「あっ」ちゅう間に取れました。 (これには驚き)
しかし・・・
クリーナーでコーティングされていたから、漂白系を使っても無事だったのか?
合皮だから無事だったんか?謎です。
その後、丁寧に水ぶき→乾拭きして革用のレザートリートメントを
塗っておいたら汚れも付きにくく、落としやすくなりました。
レザートリートメントは、ソファー用に使ってるものなんですが、
“トリートメント”なんでサドルなんかの汚れには効かない。
・・・と思いこんでいたのですが、塗っておくと汚れが落ちやすくなるのか、
毎回乗った後にこれをすり込むだけで、汚れが落ちます。
(さすがにジーパンは試してませんが・・・^^;);
最初からレザートリートメントを塗っておけば良かった。
しかしここで疑問です。
レザートリートメントが効くって事は、
ビアンキのサドルはやっぱり本革なのでしょうか?
漂白系までつかってもものともしなかったところをみると、やっぱり合皮?
コスト的には合皮だろうし・・・。
買ってきた時にもらってきた説明書にもサドルの素材の記述はなく・・・。
その後、気になって気になって、ネットで見てみたのですが、
ビアンキパッソのサドルが本革か合皮か書いてあるものは見つけられず・・・。
相方も使って、2人で1時間ぐらい調べたのですが・・・。
それならば「本革と合皮の見分け方を調べればいいじゃん。」
と相方が調べてくれました。
「本革と合皮の簡単な見分け方」
①燃やしてみる(溶けてすすがでると合皮)
②切ってみる(切った断面でわかる)
て、できるかーーーーい!!
布の後ろをみてケバケバしているのが本革・・・
て、これもしっかりホチキスで止めてあるんで見えないし。
後は、なでてみて“しっとり”してきたら革。
とかぼやけたことを言われても。
うーん。本革、合皮どっちだろう??
まあ、レザートリートメントが効いてるんだから
素材なんて、いいといえばいいんですが・・・。
やっぱり気になります。
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