吹きすさむ突風、ものすごい勢いでしなる木々、
車のドアを開けるたびに飛び去るコンビニ袋。
突然襲ってきた「春一番」は止む気配もなく、立っているのもつらい現状です。
しかし相方は空気を読まずに、まだ自転車乗る気満々。
さっき「自転車を借りる」といったのは、
ジョークかと思ったのですが、本当に借りる気らしい。
15週連続ポタの“せっかくだから幻影”の中にでもいるのか現実が見えず、
「絶対借りる!」と言ってききません。
・・・て、何を言ってるんすか?この人?
人が立ってんのだって大変なのに、こんな見晴らしのいいところで 自転車借りたら、自転車ごと吹き飛ぶ危険をはらんでんだろ。
仮になんとか乗れたとしても、このものすごい風の中、 相方は長期的ポタにおける基礎根性は私より劣っているし、
すぐに弱音を吐くことは必至。
あの大風の日の荒サイを思いだせっつーの。
根をあげまくりだったじゃん!
・・・といってやりたい事は山ほどあり、実際半分位はいってやりましたが、
まあ、「15週連続ポタ」を成し遂げたいと思う相方の気持ちもわからないではない。
自転車乗りになってしばらく経ちますが、 こんなセコイ記録しかこだわりどころがないのもなんか涙をさそうし・・・。
私もこの連続ポタに向けてやる気にはなっていたところだし・・・。
幸いこの日は土曜日。
明日の日曜日は、どこかまたレンタサイクルを借りられるところに行き、 乗ってしまえば、とりあえず首はつながるつーか。 一応、相方定義では記録は継続します。(のちに今週の金曜日まで延長されましたが)
そう相方を説得し、この日のサイクリングはあきらめることにしました。
・・・まさか2日連続で大風になり、どの道記録は途絶えることになろうとは、 この時は思いもしませんでした。
「春一番」だけあって、風自体はそんなに冷たくなく、どちらかというと温かめ。
その点が救いといえば救いです。
取りあえず、気力があるうちに「一面の菜の花畑」が広がるという 道の駅の外回りを見てみることにしました。
菜の花は丁度オンシーズン。いい感じに咲き乱れてました。
何度か菜の花のシーズンに千葉に来たことはあるのですが、 いつも早すぎたり、遅すぎたりでこんなベストタイムに来た事はなかったかも。
せっかくいい時期に来れたというのに、風がトホホです。
やっぱ、全て良しとはいかないのが所詮“末吉人生”というところなのでしょうか?
菜の花摘みもできるらしく、風の中結構摘んでいる人もいました。
ものすごい風の中・・・ごくろうさまです。
相方と同病(せっかくだから病)の方もかなりいるのですね。(--;)
実は、相方も「摘んでいこうよ。」みたいな事を言ったような 気がしましたが、当然一蹴しました。いや、付き合いきれねぇっす。
少々菜の花の間を歩いたりしましたが、
愛犬すぐに抱っこ要求。
ただ歩く・・・というのが嫌いな犬なんで、すぐ乗り物(人間)に乗ろうとします。
あまりの風にかなり目がしょぼついています。
20分位、菜の花の中を散策しましたが、人間も犬も、なんかもう限界。
取りあえず愛犬は車に戻し、私と相方は昼食にすることにしました。
そうあれです。待望の「枇杷カレー」です。
施設内のカフェで食べられます。

さすがにちょっと混んでいて少々待ちましたが、 名前を書いておみやげものを見ながら待てるのでぜんぜん苦痛じゃないです。
カフェはなかなかおしゃれな感じで、 風さえなければオープンテラスで菜の花鑑賞をしながら食べられるようです。

他にもメニューはありましたが、ここは枇杷カレーラインを満喫するために
私、「枇杷カレーパスタ」
相方「枇杷カレー」です。
デザートセットにすれば「枇杷ソフトクリーム」も付くのですが、 最近太り気味なのでここはデザートセットは一つだけで・・・(やっぱ食うんかい!)
枇杷カレーというものは具材に思いっきり丸ごと枇杷が使われている・・・ と相方は思っていたようなふしがあるんですが、 コスト的にもお味的にもそれはない。
りんごと蜂蜜がとろーり溶けてるカレーがあるように、 ピューレ状にした枇杷をinしてあるようです。
お味は・・・確かに枇杷が入っているだけに、ほんのりと甘い味がします。
まあ、盛り付けも美しく、なかなか美味しいのですが、
一口食べるとなんか心のどこかから懐かしい歌声が聞こえてきます。
これはヒデキの歌声・・・?
♪ハウスバ・・・いやいや。
それともどちらかというと、この味はボン・・・いやいや。
ちなみにこの枇杷カレーはレトルトパックでお土産としても売られているのですが、
相方曰く、
「まあ、レトルトパックで売られている位だからね〜。」
そっかーーーっ!なんか目からウロコ。
じゃあ、まあレトルトチックな味付けでも仕方ないかも。
確かに既製っぽい味だったことは否めませんが、 観光地の名物としては美味しいですし、カフェは居心地がいいし、 また来た時は、枇杷カレーを頼むかも。
デザートの枇杷ソフトクリームはこれは本格的な味で、文句なく美味しいです。
・・・つうと他のは「文句あったんかい」という話になりますが・・・。
枇杷カレーパスタがコーヒーセットで1000円、 枇杷カレーがデザートコーヒー付きで1300円でしたが、
どのような計算で配られるかはようわからんのですが、 福引件を4枚ほどもらいました。(500円に一枚?)
私は見ました。この時相方の目がキラリと光ったことを・・・。
めんどくさがりの上に、元からくじ運もないので、 私はもともと福引とかには興味なし。
そして同じく私の見る限りくじ運のない相方。(私よりはあるかもですが) なのにこの方は福引等に興味大。
この時もさりげなく福引券をポケットにin。
・・・やる気・・・だな。
その後、併設しているおみやげ物店をのぞきましたが、 「枇杷倶楽部」だけあって、基本の枇杷ジャムや枇杷ゼリー等、 枇杷を使ったおみやげがいろいろ購入できます。
枇杷カレーせんべい等もあり、興味はあったんですが購入にはいたらず・・・。
5月〜6月には枇杷狩りもできるらしいのですが、 枇杷好きとしてはこれはやってみたいです。 いちご狩の時のように相方のお得幻術に惑わされなければ・・・ですが・・・。
しかし、この道の駅はベスト1に選ばれたことがあるようなのですが、 特産品の枇杷一点にこだわる姿勢も戦略的に成功しているのかも。
さて、施設内も大体見たことだし・・・と外に出たのですが、
そこにさりげなく置いてありました。
レンタサイクルらしき自転車が!
どう借りるとか、どうするとかの説明が一切見当たらなかったのですが、 これは間違いなくレンタサイクルの香りがします。
車種はさておき、なかなか新しい自転車もあったような・・・。
この後、「足湯」に浸かって帰ろうとういことになったのですが、 「足湯」のある施設は道路を挟んで反対側にあります。
・・・とその前に、忘れてなかった「福引」です。
やっぱりやるんすね。相方さん。
いそいそと出かけて行った相方。
帰ってきた時、手に握られていたのは・・・
やっぱり、またまた参加賞でした。
枇杷の入浴剤です。

私的には「どうせはずれるんだから」と思うのですが、
相方的には「参加することに意義がある」らしく、
参加賞でももらえれば、なんとなく嬉し気です。
この辺の心理が分かり合えないところです。
まあ、入浴剤でも得をしたちゃー得をしたのですが・・・。
その後、相方の強力な要請で足湯につかりました。
足湯は基本ただなので浸かりやすいのかも。(--;)
「花の足湯」ということなので、湯船全体に花を散らしてあると 相方は思っていたようですが、衛生上の都合か花はカゴに乗っていました。
相方の美しい・・・とは言いがたい足ときれいな花のカゴのコラボです。
なんだかんだで、この「道の駅とみうら」には3時間以上いました。
いつの間にか天気も「ターミネーター」のテーマが聞こえてきそうな空になっていました。 朝はあんなにいい天気だったのに・・・。
しかし、道の駅で3時間以上もいられようとは・・・。 その満喫できっぷりは、わが家のせっかくだから病ぶりを差し引いても、 やっぱただもんじゃない。
「さすがに過去に全国道の駅で最優秀賞を
受賞しただけのことはあるね〜。」
権威に弱いわが家ならではの発言をしながら家路についたわけですが、 一つだけ後悔なのが、やっぱり自転車に乗れなかったことです。
もはや観光のために自転車に乗るというよりは、 記録のために乗るという本末転倒の形になっていますが、
「明日はどっかレンタサイクルでも借りられるところに行かなきゃ。」
と、強迫観念的に思っていました。
まさか、2日続けて大風に見舞われると思いもせずに・・・。
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